第11回XPユーザー会
あのマーチンファウラーが来た。彼は、リファクタリング ASIN:4894712288) という本の作者です。また、UML のえらい人でもあります。また、彼の Blog は日本語に翻訳され、
http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/
で見ることができます。
しかし、僕は今一彼のすごさが良くわからず、到着して帰るあたりに「すごそうだな」と思ったしだいです。英語が良くわからなかったので、正確ではないのですが、彼の話の中で僕でも分かったところをまとめます(僕のフィルターがかかっているので割り引いて考えてください)。
- ソフトウェアにおける日本のイノベーションに期待している
- Ruby 最高!( 彼は Rubist です )
- 日本の自動車の品質は高い。品質が重要なのは、ソフトウェアも同じ。それどころか、自動車の2倍は重要なのではないか?
- MDA ( http://www.omgj.org/technology/mda/ ) はダメ。UML と組み合わせてごちゃごちゃやるなんて...ぷんぷん
- 1つ1つのイテレーションを大切に。次のイテレーションは、前のイテレーションよりもどうすればよりよいものにできるかを真剣に考えるべし。
- UML 2.0 は以前のバージョンに比べて、詳細さと、形式化を重視したものとなった
- アイディアスケッチ程度の簡単な図を描くための機能は削られた
- アイディアスケッチに関しては、他のアプローチがあり、そちらも脚光を浴びて行ってくれるといいなぁ
また、MS がスポンサーであったため、.net 関係の本が参加者全員に無料で配られたりしました。プレゼントもあり、うまい飯も食え、生のマーチンファウラーも拝めて2000円というのは安すぎですね。しかも、俺の場合は、会社持ちだし!