リアルタイムフォトンマップ「チップ」来た〜〜〜!!!

spin にあったけど、90MHz 程度で、PS1ぐらいのポリゴン数。1ピクセルあたり1レイなんで、あんなもんでしょ。とりあえず、影が面倒な処理を伴わず実現できるのはいいですねぇ。
ちょっと前に「むちゃくちゃな処理速度を持って、何パスもかける処理を行うのは非主流派です」見たいな事を言っていたんだけど、僕は新し物好き&移り気が早いので、こういうのを見るとダイ興奮しちゃいます!いや〜、あと10年は楽しそうだなぁ、この業界。

ただ、懐疑論を一つ。今のラスタライズ手法ってかなり進んでいて、それをレイトレで超えるには結構なパス数が必要になると思うんですけど、それが仮にチップが 500 MHz ぐらいになったとしても、今の PS1 っぽい画像が 60 フレームで動くようになるだけなんで、ラスタライズ手法に取って代わるのはいつなのかという考えもありますよね。同時に、これだけ進化の速い業界なので、ひょっとしたらというのも期待しちゃいます。あとは、「何でも GPU 」の流れを再加速する技術(シーングラフのGPU側からのトラバース)なのでシェーダーの管理が一層重要になり、また、CPU 側のコード、GPU 側のコードの2つを保守するコスト、労力が爆発的に増加することが懸念されます。

まあ、しばらくは動きが無いでしょうから、事態を静観。